
表示を減らす昨日は、上海近郊で工場を経営されている方々とお話をする機会がありました。
その中で特に話題になっていたのが、「深刻化する人手不足」の問題です。最近では、いわゆる“民工さん(出稼ぎ労働者)”の不足がかなり深刻になっているようです。
こんな記事も出ていました。 「中国国家統計局・浙江調査総隊の調査によると、浙江省の杭州・寧波・温州など、中小企業が多く集まる地域で人手不足が深刻化している。
今回、223社を対象に調査を行ったところ、第3四半期の時点で人手不足に陥っている企業は全体の40.3%に達した。
特に、紡績・靴・機械などの製造業で深刻な状況となっており、一定の技術力を必要とする業種では、人手不足が50%を超えている分野もあるという。
人手不足の原因について、企業側の77.8%が『熟練工不足』を挙げている。さらに、84.8%の企業が『人手不足が業績に影響を与えている』と回答した。
金融危機の影響により、これら地域では外来労働者の流出が続いており、特に季節変動の大きい業種では、労働力不足がより顕著になっているようだ。」
当社の協力工場の50%以上が浙江省にあるため、この問題は決して他人事ではありません。
特に靴下の製造は、機械だけではなく、最終的には“人の技術”に支えられている部分が非常に大きい業界です。
熟練工が減っていくということは、生産効率だけでなく、品質面にも大きく影響してきます。
価格だけではなく、「誰が、どのように作っているのか」が、これからますます重要な時代になっていくのかもしれません。
今後も、協力工場との連携をより強化しながら、品質管理にはこれまで以上に気を配っていきたいと思います。