


昨日から奈良に出張で来ています。
西日本営業所前に追加購入した土地を、田んぼから宅地様に造成する工事が進んでいます。
田んぼだったところを建物を建てられる状態にするのが、こんなに大変で費用が掛かるとは思いませんでした。
完全に田んぼをなめてました。
検査の関係でブロックで仮の壁を作っていますが、かなり平坦になってきました。(下の写真)
全部合わせると奈良工場の敷地の2倍あるので、ブロックとフェンスを取ったらかなり広々とした土地になると思います。
昨日建築屋さんと契約を交わし奈良工場も改装工事に入ります。
1階を全て編機スペースに変更し50台規模まで拡大する予定です。
2階には、事務所・作業場・商談スペース・トイレを増設するので、かなり大掛かりな工事になります。
現在日本で消費されている靴下の90%は海外商品なので、少しでも国内比率を上げる努力をしたいと考えているので
今後も靴下の国内回帰に力を入れて取り組んで行きたいと思います。
ブランディングからはじまり、1年以上の歳月を掛けテニスとバトミントン用に開発したスポーツソックスの新ブランド「FIT・GER」
イタリアのロナティ社の最新K式編機での生産しているところを撮影しました。(私が撮影し編集したのでこんなレベルで申し訳ありません。)
編んでから、裏返し→つま先縫い→表返しの今まで手作業で行っていた事を自動化しています。
しかも、縫い目がピッタリでフラットなリンキングなんです!つま先の縫い目のゴロゴロ感が全くありません。
3月23日からのファッションワールド東京で、発表展示して4月からの発売です。
上海三笠から連絡があり、なんと日本人のお客様が事務所に来るとの事でした。
以前からお世話になっている「横浜の(公剤)企業経営支援財団(IDEC)さんとの事です。
現在、上海伊勢丹さんでは、IDECさんのスペースをお借りして靴下を販売させて頂いています。
継続して販売頂けるとの事なので、ありがとうございます。
2023年11月28日〜30日にドイツミュンヘンで開催されるスポーツ祭典ISPOの出展場所が確定しました。
B3棟315←クリックすると位置が分かります。
昨年はC1棟でしたので、ちょっと離れた場所ですが、昨年よりも来場者が多くなる事を期待しています。
ISPO開催まであと3ヶ月JETROさん他、色々な方に協力を頂き2回目の出展へ向け準備を進めたいと思います。
下の動画は、昨年の三笠が出展場所周辺を撮影したものです。
タイのチャンマイで開催される「ASEAN-Japan Sports Showcase2023」の事務局より連絡があり参加者についても書かれていました。
「今回の来場者ですがASEAN大臣のほかに、各国スポーツ関係の政府関係者、メディア、企業(政府が承認した企業)が来場予定」との事なので楽しみにしたいと思います。
本日、昨年のISPOで発注頂いたデンマークの会社様より追加注文と新規商品の発注も頂きました。
そして、日本での納品ですが、中国北京の会社との取引も始まり海外販売も徐々に広がりつつあります。
更に、今日ZOOMミーティングをして電通で活躍していた人が、海外販売の協力をしてくれる事になりました。
私の30数年前からの知り合いで、学生時代に三笠のバイト経験のある人です。
3年前くらいからmessengerで連絡を取り合い海外販売を始めるから協力をお願いをしていました。
帰国子女なので、英語は完璧!力強い戦力になってくれそうです。





繊研新聞さんの今日の記事「奈良県靴下工業協同組合」の軌跡最終回が掲載されていました。
記事の最後の方に弊社の事も書いて頂いています。
奈良県靴下工業協同組合に加盟してる企業は、ピーク時900社を超えていたのが、今は126社と記事に書いてあります。
最後の加盟は、もしかすると弊社なのかも?いづれにしても70年の組合の歴史の中では、弊社はまだまだ10年未満になります。
1990年代からの中国からの安価な靴下との対等で、価格競争に耐えられなかった工場は倒産廃業に追い込まれてしまったのですが、
記事にの書いてある様に、現在奈良で頑張っている中堅工場さんは、技術力と品質で生き残ってきたと思います。
今後は、若手経営者の企画力と日本の品質管理能力で世界へ行って欲しいですね。
私自身、長く中国の靴下工場と取引をしていて色々なことを学び、これからは、絶対に日本製の靴下に需要が戻ると確信して奈良に工場を作りました。
中国の靴下工場も最初の頃は安かろう悪かろうという感じでしたが、今では一定レベルの商品はできる様になり、(必ず中国国内での第三者の検品が必要)今後も生産基地として無くてはならない存在になりました。
現在の日本で流通している靴下の90%は中国からの輸入なので、もし無くなれば日本の靴下需要に対して供給がとても間に合わないからです。
しかし、靴下のものづくりに関しては、奈良の技術者の意識は中国とは比較にならないくらい高く、これからはしっかりと情報を発信すれば技術力と品質で国内だけでは無く世界にも認められると思います。
編機の性能も進化し、中国の人件費が、ほぼ日本と同じレベルに近づいた今、奈良産靴下の需要は飛躍的に伸ばす事が可能だと思います。(私の想いで偉そうに書いてしまいました。🙇♂️)
本社の2階・3階の改装工事が進んでいます。
壁紙や床そしてブラインドを決めたりしているのですが、私の意見だとちょっと変な感じになってしまうので、デザイナーさんに相談して決めて頂きました。
「食堂はどんな感じにしますか?」と聞かれたので、「イタリアンレストラン風」と答えました。
どんな感じになるのか楽しみです。
今朝の繊研新聞の電子版を見ていると、、、 来月の4月16日中国浙江省寧波市に阪急百貨店がオープン!という記事がありました。
最近は上海へも行けてないので、あまり中国の情報を調べて無かったので、このニュースには本当にビックリしました。
年間500億円(30憶元)と凄いですね。
このコロナ禍での開店は、数年後どうなるのか大変気になります。
上海スタッフは以前に寧波で暮らしていた事もあり詳しいので、定期的に情報を取りたいと思っています。
このニュース記事を微信(We Chat)したら行く気満々でした。
この寧波市は繊維関係の工場も多くあり日本人も多く駐在している場所でしたが、2003年頃は、地図で見ると近いのですが、上海から車で5~6時間、汽車では杭州経由でかなり(当時汽車では考えませんでしたので分からないくらいの時間)ただ飛行機なら上海虹橋空港から30分だったので、飛行機で何度か行った事がありました。(当時はちっちゃな空港でした。)
現在では、杭州湾大橋が出来て車で2時間くらい新幹線は杭州を経由しても3時間程度とかなり便利になりました。
この記事を見て、中国での流通業を色々見てきた事を懐かしく思い出していました。
2007年頃から、上海三笠では四川省成都市のイトーヨーカ堂さんと取引を開始、その後は北京のヨーカ堂さんそして2008年北京オリンピックの年に北京ジャスコさんに大きな売場を任され開店に行ったり、それから青島、天津、広州、深圳そして香港と広げました。
一時は、販売力のある成都イトーヨーカ堂さんのプライベートブランドIYBのタイツ等も任せて頂きかなり販売させて頂いていたんです。
でも、この直後にユニクロさんの進出等で色々と激変!当時の上海三笠は、日本に工場も無く中国で企画して生産するスタイルでしたので、中国企業との価格競争や中国独特の問題と最終的には私の力不足も重なり、ここま中国でこんなに販路を広げたのに短期間で全ての仕事が無くなってしまいました。(反省)
それから、日本向けの服飾商品輸出に転換して一昨年からは、規模は小さいですが黒字転換しています。
昨年から、三笠奈良工場の商品を上海へ輸出し、上海伊勢丹さんで販売させて頂いているので、中国国内販売は新たな一歩を踏み出しています。
中国への自由な渡航が再開したら就労ビザを再度取得し、中国での三笠ブランド靴下販売を拡大させたいと思います。
本日より、9月末までの2ヶ月の間マレーシア人のサラさんがインターンシップで弊社に来てくれました。
昨年のドイツミュンヘン展示会ISPOにいらして頂いたお客様への英語でのメール対応を早速お願いしています。😄
国際化促進インターンシップ事業とは?
経済産業省が、日本に留学中の学生に実務的な就業体験をするインターンシップの機会を提供するものです。
本事業を通して、インターンが主体性・積極性、異文化・多様性対応力、コミュニケーション能力を高め、現地で獲得した人的ネットワークを活用し、派遣国と日本の間の経済関係強化やビジネス関係の促進を担う人材として成長すること、さらに日本市場特性を理解し、新しいビジネスの発掘ができる人材として活躍することを目指しています。
今日は、インターンシップで来てくれたサラさんとの交流として、本社にて立食でのランチを企画しています。
サラさんからは、パワーポイントを使ってマレーシアについてのプレゼンもあるみたいなので、楽しみにしています。






タイトルに「日本一の靴下工場を目指して」と書きましたが、現状で規模での日本一はちょっと厳しいので最先端の工場を目指しています。
丸編機は全てイタリアロナティ社製で、横編機は全て島精機製作所で検討中です。
編機を全てネットワークに繋ぎ集中管理するというシステムも導入する予定!
まだまだ変更はあると思いますが夢を思い描いています。
昨年工場見学へ行かせて頂いたイタリアのロナティ本社を紹介するYouTubeを発見!1年ちょっと前に大型バス2台の団体で行ったな~
早く新型コロナが収まればまた行きたいな~
今日は奈良工場でした。
スタッフ全員で、急いでいる商品を優先して生産後の後工程等もやっている状況です。
今週は、日曜日も稼働させて生産しないと納期対応出来ないとの報告でした。
首都圏での新型コロナ感染者が増えているとの報道で、奈良県の方には関東から来た私には近寄って欲しくない様な事を言われました。
(工場スタッフではありません。)
ですから、今回は、工場スタッフとはソーシャルディスタンスを保って話をし、あえて西日本営業所には行きませんでした。