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深圳と香港の“見えない壁”を越えて - 靴下・ソックス・ストッキングの製造販売 株式会社 三笠

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深圳と香港の“見えない壁”を越えて

カテゴリ: 社長ブログ 公開日:2009年08月26日(水)

zeikan

無事、イオンチャイナ様との商談を終え、本日は香港での朝を迎えています。

深圳と香港は同じ中国でありながら、その間には国境が存在し、通常の入出国と同様の手続きが必要になります。

驚かされるのは、その制度の違いです。

日本人はパスポートと簡単な書類記入だけで香港へ入ることができますが、中国人が香港へ入るには、パスポートに加えて「入境証」が必要になります。

さらに、上海・北京・深圳といった大都市の戸籍を持たない人は、旅行会社を通じて団体旅行証明を取得しなければならず、追加の費用も発生します。

昨日も同行していた曹さんが、その手続きを行うことになりました。

入境証は持っているものの、団体旅行証明が必要なため、国境で手続きを進めることに。

税関職員に尋ねると、親切にも旅行会社の担当者のところまで案内してくれました。

しかし提示された料金は、前回の倍以上。値引き交渉にも応じてもらえず、曹さんは納得できずその場を離れました。

その後、前回利用した旅行会社に電話で確認すると、やはり料金は安く、しかも担当者が現地にいるとのこと。

指定された場所で待っていると、先ほど税関職員に案内された旅行会社の担当者が、少し気まずそうな様子で現れ、「ここで待ってください」と言われ、約20分後に無事出国手続きを終え、徒歩で香港へ入ることができました。

今回の一件で感じたのは、同じ中国人同士でありながら手続きに大きな差があり、その制度の中に利権構造が生まれているのではないかという点です。

税関職員と旅行会社の関係性を疑わざるを得ない場面でもありました。

本来であれば、このような意味の薄い制度は、できるだけ早く見直されるべきだと感じます。

とはいえ、香港返還からすでに長い年月が経っているにもかかわらず、車の通行帯が本土と逆であったり、商品の輸送にも輸出入手続きが必要であったりと、「一国二制度」の影響は今なお色濃く残っています。

制度の変更がいかに難しいかを、現場で実感しました。

さて、本日は香港ジャスコ様との商談です。

しっかりと成果を出せるよう、行ってまいります。