2025年上半期の状況
早いもので、2025年度も本日6月30日で上半期が終了します。
振り返ると、この半年間は決して楽な環境ではありませんでしたが、社員一人ひとりの努力のおかげで、昨日までの実績は前年比103%と、堅調な数字で折り返すことができました。
特に、為替の影響も追い風となり、利益率は前年よりも2.8ポイント上昇。数字以上に、厳しい中で粘り強く取り組んでくれている現場の頑張りに、心から感謝しています。
この勢いを維持し、下半期もチーム一丸となって乗り切れば、もしかすると過去最高の決算が見えてくるかもしれません。
後半戦も、引き続きよろしくお願いします。
昨日は、私の63回目の誕生日でした。
小中学校時代の友人で、最近はお酒やゴルフでもご一緒しているSさんからお誘いを受け、BMWのイベントを観に箱根・大観山へ行ってきました。
天気にも恵まれ、大観山パーキング(アネスト岩田スカイラウンジ)の駐車場は朝から満車になるほどの賑わいでした。
美しい景色の中で、クルマ好きにはたまらない時間を満喫しました。
帰りは、友人Sさんおすすめの大磯にある「AGATAうどん」でランチ。
とにかくコシがあって、出汁も上品で、本当に美味しかったです。
そして午後1時過ぎには帰宅でき、家族からも誕生日のパーティで、お祝いをして頂き心温まる一日になりました。
こうして家族や好きな人たちと楽しい時間を過ごせることのありがたさを、あらためて感じた誕生日でした。
三笠オリジナル靴下のトーレス!
夏にお勧めの三笠オリジナル靴下のトーレスをご紹介致します。
下駄やサンダルを履いたときに、鼻緒が当たって痛くなる――そんなお悩みに応えるべく開発したのが、この「トーレス」です。
鼻緒に当たる部分には、特許取得のクッション編みを採用。
長時間履いても鼻緒の部分が、痛くなりにくく、快適な履き心地を実現しました。
この商品は、葉山の老舗サンダル店「げんべい商店」とのコラボレーションで生まれた、伝説のビーサン専用靴下「ビーソク」をベースに、さらに改良を重ねた進化系モデルです。
すべての指が独立している5本指タイプなので、ムレにくく衛生的。
シャリっとした麻混素材の肌触りが心地よく、サンダルはもちろん、素足感覚で楽しめるのも魅力です。
夏の足元に、新しい自由と心地よさを――。 「トーレス」、ぜひ一度お試しください。
浴衣にとても似合います!!
実は、ここ最近は少し事情があり、しばらく出張に出られない日々が続いていました。
そのため、今月は珍しく一度も出張がありませんでした。
とはいえ、少しずつ通常モードに戻していきたいと考えており、まずは来月の出張から再始動の予定です。
具体的には、7月4日〜6日に開催される「ISPO上海」への出張を決めました。
中国・上海でのISPOは、アジア市場におけるスポーツ&アウトドアの大規模展示会であり、私たちにとっても重要な発信の場です。
久しぶりの海外出張となりますが、現地の空気を感じながら、次の一手に繋がるヒントをしっかり掴んできたいと思っています。
また現地の様子などは、ブログでも随時レポートしていく予定ですので、お楽しみにしていて下さい。
本日の繊研新聞の広告に掲載!
本日6月23日の繊研新聞に三笠の広告が掲載されています。(下の写真)
創業63年で、私もあと数日で63歳の誕生日を迎えます。
今の私が住んでいる横浜の自宅にて父が、創業したので、私は本当に靴下と共に63年歩んできました。
皆様に支えられ 編んで、歩んで63年です。
本日から上海出張の予定でしたが、急遽スケジュールを変更し、本社に出勤しています。
さて、来週7月4日〜6日にかけて開催される「ISPO上海」には、本社スタッフと共に出張参加を予定しています。
世界的なスポーツビジネスの見本市であるISPOは、今後の海外展開を見据える私たちにとって非常に重要な機会です。
中国全体の経済は足元でやや減速傾向にあると感じますが、その一方で「趣味」や「スポーツ」などの分野では、むしろ新たな広がりを見せているように思います。
特に健康志向やライフスタイル重視の若い世代の動きには注目しており、五本指ソックスをはじめとした高機能な日本製品には、まだまだ大きな可能性があると感じています。
今のうちにしっかりと販路を広げ、信頼あるパートナーシップを築いていけるよう、次回の上海出張では良い成果を持ち帰りたいと思っています。
2025全国コットンサミットin天理
2025年11月15日(土)16日(日)の2日間「全国コットンサミットin天理」が開催されます。
今回は、第10回の記念大会です。
場所:メイン会場は、天理市民会館/やまのべホール
15日の14:30より三笠の「めんかちゃんプロジェクト」について30分のプレゼンテーションをさせて頂く予定です。
お近くの方は是非いらして下さい!
6月も半ばを過ぎ、2025年も折り返しが見えてきました。 そんな中で、ふと気づいたことがあります。
「最近、お酒を飲んでいない。」 これまで、どんなに控えようと思ってもなかなか続かなかった“晩酌習慣”が、気がつけばピタッと止まっていたんです。
特に「やめるぞ!」と決意したわけでもありません。
ただ、ここ最近、生活リズムや気持ちの持ちように大きな変化があり、その流れの中で自然と手が伸びなくなっていたのです。
禁酒宣言をして自分にプレッシャーをかけるのも一つの手ですが、今はこの「自然な変化」を大切にしたいと思っています。
それにしても、身体の変化も早いもので、気づけば体重がマイナス5kg。お腹周りもすっきりして、朝のランニングも軽やかになりました。
もしかすると、自分にとって本当に必要なものや不要なものは、頭で考えて決めるのではなく、自然と心と身体が教えてくれるのかもしれません。
このまま、もう少し様子を見てみます。 再びお酒を楽しむ日が来るのか、それとも新たな習慣に進化していくのか——。
いずれにせよ、毎日が変化の連続です。
それを楽しみながら、次の一歩を踏み出していきたいと思います。
なぜ大和高田で綿の栽培を始めたのか?!
三笠が新工場を予定している奈良県大和高田市は、綿の栽培が盛んだったので、明治29年(1896年)に創業した「大和紡績株式会社」(ユニチカ)として設立。
イギリス製の最新機械を導入し、綿糸や織物の自給生産を開始しました。
大日本紡績工場は、近鉄大和高田駅東の広大な敷地にありました。
江戸時代の大和は全国有数の綿花(めんか)の産地であったところから大和高田は綿業の町として大いに栄えました。
赤レンガの建物は、この地における最初の洋風建築であったようです。
昭和52(1977)年に全面閉鎖されるまで高田のシンボル的存在でありました。
三笠は、「めんかちゃんプロジェクト」をを通じてその歴史を後世に繋いで行きたいと思い活動をしています。
今日の午前中は、不定期で開催している商品開発会議を実施しました。
本社・奈良工場・外部コンサルタントに加え、医療の先生やアスリートの方々ともZOOMで繋ぎ、活発な意見交換をしました。
この商品開発プロジェクトでは、オンラインでの会議だけでなく、奈良工場でのオフライン打ち合わせも何度か重ねてきました。
試作から始まり、試着用サンプルを作成し、実際に私たち自身が履いてテスト。
感想を率直に出し合いながら、ディスカッションを何度も繰り返してきました。
そうして絞り込まれた試作品は、ついに6種類に。 いずれもかなり良い仕上がりになってきており、ここからさらに多くの方にとことん試していただき、アンケートを実施。
実際の声をもとに、いよいよ製品化へと進めていく予定です。
机上のアイデアだけでなく、「履いてみてどう感じるか」「本当に求められているのは何か」を大切にする開発。
そんな私たちのものづくりの姿勢が、形になろうとしています。ぜひ、今後の展開にもご期待ください!
TEAM EXPO 2025
8月21日(木)の1日限定で、大阪・関西万博の西ゲート近くにある「TEAM EXPOパビリオン」にて、三笠が開発したリハビリ用トレーニンググローブ『にぎる君』を展示させていただきます。
この『にぎる君』は、経済産業省・近畿経済産業局が主催する「関西ものづくり新撰」において、光栄にも“審査員特別賞”を受賞した注目の製品です。
当日は、写真のような展示ブースにて、モニターで『にぎる君』の特長や開発背景を紹介する映像を流しながら、実際の製品も手に取ってご覧いただけるよう準備を進めています。
ここ最近、日本靴下協会や奈良県靴下工業協同組合の総会が立て続けにあり、ブログのネタには事欠かなかったのですが……すっかり更新をサボってしまっていました。
昨日も、ちょうど「続・続・最後から二番目の恋」の放送時間に帰宅が間に合わず、録画していたものを朝の霧雨ジョギングの代わりに観てしまいました(笑)。
実は、20代の頃に鎌倉に住んでいたこともあって、このドラマには特別な思い入れがあります。
主人公の長倉和平と同い年というのもあって、ついつい感情移入してしまうんですよね。
先週のラストと今週のオープニングに登場した、由比ヶ浜のレストラン「アマンダンブルー」。
あの窓際の席、実は私も一度だけ食事したことがあるんです。
あの風景を背景にドラマが展開しているのを見ると、なんだか自分も物語の一部になったような気がして、不思議な気持ちになりますね。
奈良から世界へ!靴下社長の語らい
先週の土曜日、奈良市内の料理店にて、奈良の靴下業界を支える面々が再び集まりました。
参加したのは、私を含めた靴下会社の社長3人と、大手企業の専務1名の計4名。
この専務は、私たち3人社長の共通の友人でもあり、実はこの会の“まとめ役”のような存在です。
まだ正式な名前はありませんが、今回が2回目となる“靴下談義の会”。
話題の中心は、なぜか前回と似たような内容──いえ、もしかすると私は全く同じ話を繰り返していたかもしれません(笑)。
けれど、それだけ熱く語れるテーマがあるということでもあります。
奈良県の靴下業界をどうPRしていくかについても少し触れ、各社それぞれの想いを共有しました。
次回は東京での開催を予定しており、“また同じ話をしよう”というリピート宣言もありましたが、今回はさらに踏み込んで、「奈良の靴下をどうやって世界に発信するか」を本格的に話し合う予定です。
そして今日から2日間は、当社のISOの維持審査です。 今回担当いただく審査員の先生とは初対面でしたが、審査の前に少し雑談を交えながら打ち解けることができ、スムーズなスタートとなりました。
初日は経営者インタビューからスタート。会社の近況や売上・利益の状況について率直にお話させていただき、そこから今後の展望や取り組みにも話が及びました。
普段とはまた違う視点から、会社のあり方を振り返る貴重な時間となりました。
明日も引き続き審査が続きますが、全スタッフが日々の業務の中で意識している「品質」や「継続的改善」の積み重ねを、きちんと伝えていけたらと思っています。
中国のEV(電気自動車)市場の現状を見た!
今回の上海出張では、いつものように地下鉄2号線を利用して、駅から直結している便利なホテルに宿泊しました。
改札を出てすぐにフードコートが広がっていて、軽く何か食べてから部屋に向かおうかと思っていたその時、思わぬ光景に足が止まりました。
なんと、フードコートを抜けた先に、EV(電気自動車)の販売店がずらりと並んでいたのです。
テスラやBYDといった日本でもおなじみのブランドはもちろんのこと、名前も聞いたことのないような中国メーカーが堂々と店舗を構えていて、その数の多さに驚かされました。
もはや「街角のEV展示場」というより、「EVのショッピングモール」という印象です。
さらに驚いたのは、デパ地下に車が展示されていたこと。
お惣菜やスイーツの横に車!?と思いきや、上の階に上がった1階フロアでは、化粧品売り場のすぐ隣にEV車が陳列されていました。
車とコスメが同じ空間に並ぶ光景は、日本ではなかなか見られません。
こうしたEVの「日常化」された存在感を見るにつけ、世界最大の自動車市場である中国において、日本車のシェアがここまで落ち込んでしまった理由が、少しわかった気がしました。
技術だけでなく、スピード感と市場への溶け込み方がまるで違う——そんなことを感じた今回の出張でした。

…そして最後に、一番衝撃を受けたのがこちら。 デパ地下のEVコーナーの中でも、ひときわ目立つ場所に陣取っていたのが、上海テスラの販売店。
その店頭にいたのが——このアンドロイド(?)ロボットです。
正直なところ、見た瞬間「ちょっとキモイ…」と思ってしまったのですが、驚くべきはその機能。
動くんです。そして、喋るんです!しかもやたら滑らかに。
まるでSF映画の世界が、デパ地下に降臨したような光景。
子どもは興味津々、大人は引き気味(私もその一人)という絶妙なリアクションが、なんとも印象的でした。
これが、今の中国の勢いかと。車だけでなく、未来感・エンタメ要素まで詰め込んで、「売る」ことに全力。日本がこの流れにどう立ち向かうべきなのか、経営者として深く考えさせられる場面でもありました。
刺激たっぷりの上海出張。
次回はどんな“未来”に出会えるのか、今から楽しみです。
ISPO上海2025に出展決定!
このたび、7月4日・5日・6日の3日間、上海のテレビ塔近くに位置する「New International Expo Centre」にて開催されるアジア最大級のスポーツ展示会「ISPO Shanghai 2025」に出展することが決まりました。
今回の出展は、私たち三笠が直接ブースを構える形ではなく、上海市場で「走れマスク」などを販売していただいている現地代理商のご協力のもと、共同出展という形での参加となります。
また、本出展にあたってはJETRO上海事務所の皆さまにも多大なるご協力をいただいており、日本発の高機能製品を中国のスポーツ・健康市場にさらに広く届ける好機と捉えています。

今回の上海出張から、これまで利用していた社宅ではなく、中山公園駅近くのホテルに滞在することにしました。
事務所からは地下鉄でわずか1駅の距離ですが、昨日の朝はホテル前にあったシェアサイクルに乗ってみたところ、なんとたったの20分で事務所に到着!
上海ではこのような短距離移動に最適なシェアサイクルが街中に整備されており、滞在がさらに快適になっています。
毎回3~4泊の短期出張が多いこともあり、やはりホテル滞在のほうがフットワークが軽くなり、仕事のリズムも整いやすいと改めて実感しました。
限られた時間を有効に使うためにも、出張スタイルの見直しは大切ですね。
アジア靴下サミット!
本日の午前中は、イタリア・ロナティ社のアジア総代理店であるユニオン工業さんの展示会に、奈良工場のスタッフ2名とともにお邪魔しました。
私は技術者ではないため細かい部分までは分からないのですが、それでも目に見えて進化している編機の技術には毎回驚かされます。
今回は特に気になった2機種について、実機をじっくりチェック。今後の工場設備として導入できるよう、前向きに検討していきたいと思います。

午前中にユニオン工業さんの展示会を終え、午後5時からのアジア靴下サミットまで少し時間が空いてしまい、どう過ごそうかと迷いましたが…… 工場長に尼崎駅まで車で送ってもらい、大阪駅まで移動して久々の“のんびり市場調査”へ(笑)。
再開発が進み、ますます洗練された印象の大阪駅周辺を歩きながら、リテールの動向や売場づくりを観察。
意外にも楽しく有意義な時間となりました。
そして、いよいよアジア靴下サミット。アジア各国の靴下メーカーが集まり、アジアの市場状況や課題、今後の展望などが報告されました。
地域ごとの視点や価値観の違いに刺激を受ける内容ばかりで、非常に勉強になりました。
その後の懇親会では、イタリア産のシャンパンやワインを片手に、各国の業界関係者と交流。
お互いの現場の話で盛り上がり、改めて「靴下」という製品を通じて世界とつながっていることを実感できるひとときでした。

















